【登別・洞爺湖旅行記】湯けむりと湖畔の癒しを巡るカップル再起動旅

温泉と湖畔で心整える北海道ラストのふたり旅 再起動の旅ログ


温泉と湖畔で心整える北海道ラストのふたり旅

はじめに|北海道ラストスパートは、温泉と湖のふたり旅


北海道の旅もいよいよクライマックス。

富良野・札幌・函館と巡ってきた中で、最後に選んだのは「登別」と「洞爺湖」。

どちらも温泉と絶景に癒される場所で、カップル旅のしめくくりにはぴったりのエリア。

今回は、登別で湯けむりに包まれて、洞爺湖で湖と空に心を預ける、ふたりのゆったり2日間旅を紹介します。



1日目|登別温泉で湯けむりデートと「地獄谷」探検



札幌から高速で約1時間半、車窓に山が見えてきた頃、空気がふわっと変わる。

「着いたね、登別温泉・・・」

まずは「地獄谷」へ。

あたり一面に立ち込める湯けむりと硫黄の匂い。

その名の通り、まるで地面の下から“地獄”が沸き上がってくるような迫力に、ふたりでちょっとドキドキ。

でも、不思議と怖さはなくて、自然のパワーを感じる空間だった。

「こういう場所って、一緒にいるから心強いよね」

手をつないで木道を歩きながら、自然とそんな言葉が出た。



湯の川通りをのんびり食べ歩き

そのあとは温泉街をぶらり。

温泉まんじゅうをひとつ買って、半分こ。

小さなカフェで温泉卵プリンを食べたり、足湯にちょこっと入ってみたり。

登別は派手さはないけど、ゆっくり流れる時間が心地よくて、ふたりの距離がより近づく感じがしました。



夕暮れの露天風呂で、心まで解ける

宿にチェックインして、お楽しみの温泉タイム。

露天風呂では、夕暮れの空がほんのり茜色。

「やっとここまで来たね・・・」と、しみじみ語り合う時間は、旅の中でも特別だった。

温泉でぽかぽかになった身体に、ちょっぴり冷たい夜風が気持ちいい。

晩ごはんのあと、部屋でゴロンとしながら「明日はどんな景色が見られるかな」ってワクワクしながら眠りにつきました。



2日目|洞爺湖でキラキラの湖畔時間と絶景ドライブ



翌朝は登別から洞爺湖へ。車で1時間ほど。

湖が見えてきた瞬間、ふたりで「わぁ・・・!」と声をそろえた。

空と湖の境目がわからないくらいに広がる水面は、まるで鏡みたいに静かで美しかった。



洞爺湖クルーズで、静かな時間を共有

洞爺湖の観光船に乗って、島めぐり。

船の上は風が心地よくて、周りの景色が360度パノラマビュー。

観光というより、「ただ風景に身をゆだねる時間」という感覚がぴったりだった。

言葉少なに並んで座って、

「また一緒に来ようね」って小さくつぶやいた彼女の声が、すごく嬉しかった。



湖畔カフェでまったり、サイロ展望台で旅のしめくくり

お昼は湖畔にあるカフェで地元野菜のランチプレート。

大きな窓から湖が見えて、食事というより景色を味わう感覚。

最後は「サイロ展望台」へ。

湖全体が見渡せるこの場所は、旅の終わりにぴったり。

青と緑のグラデーションの中に、小さな自分たちの時間が溶け込んでいくのを感じました。



旅を終えて|“何もしない時間”がくれた、心の再起動



この旅で強く感じたのは、「何もしない時間」がこんなに心地いいんだということ。

温泉で、湖のほとりで、ただ隣にいるだけで癒される。

そんな旅は、50代の今だからこそ、心にしみるのかもしれない。



まとめ|登別と洞爺湖で心を整える再起動旅



北海道ラストの旅は、にぎやかさよりも静けさ、

観光よりも“ふたりで過ごす時間”を大切にする旅になった。

湯けむりと湖に包まれながら、

「また行こうね」って自然に言える場所があるって、なんだか嬉しいですよね。