カップルで巡る青い池とパッチワークの絶景
はじめに|富良野・旭川の旅の続きは、美瑛の丘へ
富良野や旭川で自然とグルメを満喫したあと、次に訪れたのが「美瑛(びえい)」。
北海道のほぼ真ん中に位置する、美しい丘陵地帯の町です。
ここは「丘のまち」とも呼ばれ、広がる風景はまるで絵画のよう。
今回はそんな美瑛を、カップルで巡る2日間の癒し旅として紹介します。
1日目|青い池と丘を巡る絶景ドライブデート
朝は富良野の宿を出発し、ドライブで美瑛へ。
車でおよそ40分。景色を楽しみながらのんびり移動です。
● まずは「青い池」へ
SNSでも話題の青い池は、美瑛の代表的な観光スポット。
晴れた日の水面は本当に“青”というより“ブルー”。
白樺の立ち枯れと幻想的な水の色が合わさって、息をのむ美しさでした。
ふたりで池をのぞき込んで、「吸い込まれそう・・・」なんて話しながら、自然の神秘に包まれた静かな時間。
青い池のそばにある遊歩道も心地よく、手をつないでゆっくり歩くのが最高に癒されました。
● ランチは美瑛の野菜たっぷりカフェ
お昼は「美瑛選果」のレストランへ。
地元の新鮮な野菜を使ったランチプレートが絶品で、彩りも美しく、ついつい写真に収めたくなるほど!
テラス席に座って、丘の風を感じながらゆったり過ごす時間は、まさに“贅沢”という言葉がぴったり。
● 午後はパッチワークの丘をドライブ
ランチのあとは、車で「パッチワークの路」を巡るドライブへ。
CMやポスターにも使われた「セブンスターの木」「ケンとメリーの木」などの名所を次々に訪れます。
広がる畑と青空、遠くに山並み・・・。
車を止めて、ふたりで静かに景色を眺めていた時間は、言葉よりも心で感じる旅でした。
● 夕方は「四季彩の丘」へ
この日のしめくくりは、美瑛を代表する花畑スポット「四季彩の丘」。
夕暮れ時に訪れたこの場所は、沈む太陽に照らされた花々がとても幻想的でした。
「また来ようね」って自然と口に出したくらい、心が満たされる時間でした。
2日目|静けさに包まれる、朝の美瑛時間
翌朝は、少し早起きして丘の上をお散歩。
少し肌寒くて、彼の手をギュッと握りながら、朝靄の中をゆっくり歩く時間。
小鳥のさえずり、風の音、遠くに見える十勝岳連峰・・・。
心の中のモヤモヤがすーっと消えていくような、特別な朝でした。
● 朝カフェで癒しのひととき
朝食は「森の中のカフェ」へ。
ナチュラルな雰囲気の店内に流れる穏やかな音楽、ハンドドリップのコーヒー、焼きたてのパン・・・。
ふたりで「こんなお店が近所にあったら通うのにね」なんて話しながら、旅の余韻に浸ります。
● 帰り道は白金温泉で足湯
帰りがけに立ち寄った「白金温泉」の足湯は、ひんやりした空気にぴったり。
温かさが足からじんわり伝わって、旅の疲れを癒してくれました。
旅を終えて|ただ“風景の中にいる”という贅沢
美瑛の旅で感じたのは、「ただ景色の中にいる」ということが、こんなにも心を整えてくれるんだということ。
観光地をめぐるのではなく、風景に溶け込むように過ごす旅。
それは、まさに人生を再起動するための“静かなリセット”でした。
まとめ|また訪れたくなる、静かな丘のまち
美瑛は、華やかさよりも「やさしさ」に満ちた場所。
忙しない日々に疲れたとき、ふと思い出すのは、
あの丘の上を歩いた朝や、青い池を静かに眺めていたあの時間。
「また来よう。」
「今度はもう少しだけ長く、
あの丘の風の中に、ふたりでいたいね。」
そんな素敵な思いに浸ることができる美瑛でした。