「そのまま放置して大丈夫？中高年の健康診断、危険な数値をチェック！」
はじめに：健康診断の結果、ちゃんと向き合ってる？
毎年の健康診断、あなたはどのくらい真剣に結果を見ていますか？
「ちょっと数値が高いけど、まあ大丈夫だろう」と見て見ぬふりをしていませんか？
40代・50代になると、血圧や血糖値、コレステロール、肝機能などの数値に異常が出てくる人も増えてきます。
中には、メタボや糖尿病予備軍という診断を受けた・・・という声も。
この記事では、特に中高年世代が気をつけたい健康診断の数値と、そのリスク、そして改善方法までをわかりやすくお届けします。
「自分にはまだ関係ない」と思わずに、これを機に自分の体と向き合ってみませんか？
健康診断で注目すべき数値とチェックポイント
健康診断の結果には、さまざまな項目がありますが、中高年が特に意識すべき数値をピックアップしました。
以下の表を参考に、自分の健康状態をチェックしてみてください。
（※以下はあくまで一般的な目安であり、気になる方は医師の診断を受けてください）
| 項目 | 基準値 | 注意事項 | リスク |
| BMI（肥満度） | 18.5～24.9 | 25以上 | メタボ、心血管疾患 |
| 血圧（mmHg） | 120/80以下 | 140/90以上 | 高血圧、動脈硬化、脳卒中 |
| 血糖値（空腹時） | 99mg/dL以下 | 126mg/dL以上 | 糖尿病リスク |
| HbA1c（糖尿病指標） | 5.5%以下 | 6.5%以上 | 糖尿病 |
| LDLコレステロール（悪玉） | 120mg/dL以下 | 140mg/dL以上 | 動脈硬化、心疾患 |
| γ-GTP（肝機能） | 男性50以下 / 女性30以下 | 100以上 | 肝臓疾患、脂肪肝 |
【中高年が気をつける健康診断の数値】→上の表をご覧ください
放置するとどうなる？数値異常が招く“見えないリスク”
「今はまだ自覚症状がないから、大丈夫」と思っていませんか？
でも、健康診断で異常が出ているということは、体からの“サイン”なのです。
放置してしまうと、将来的に大きな病気に繋がる可能性も・・・。
⚠️ 高血圧を放置した場合
高血圧は“サイレントキラー”と呼ばれ、自覚症状が出にくいのが特徴。
でもそのままにしておくと、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中といった命に関わる病気を引き起こす可能性が！
実例：
「50代男性。健康診断で血圧150/95と出たものの、特に何もしなかった。ある朝、突然のめまいとしびれで救急搬送。脳梗塞と診断され、リハビリ生活に・・・」
⚠️ 血糖値の異常を放置した場合
血糖値が高い状態を放っておくと、糖尿病へと進行し、合併症のリスクが高まります。
網膜症、腎症、神経障害など、日常生活に支障が出ることも・・・。
実例：
「40代男性。HbA1cが7.0%で糖尿病予備軍と診断されたが、何も対策をせず放置。5年後には視力低下と足のしびれが現れ、糖尿病が進行していた」
⚠️ 肝機能異常を放置した場合
お酒好きに多いのがγ-GTPの数値異常。
「飲んでるから仕方ない」と思っていても、脂肪肝が進行すれば、肝硬変や肝がんにつながる危険性も！
実例：
「30代から飲酒習慣があり、γ-GTPは常に100オーバー。40代で脂肪肝と診断され、50代では肝硬変まで進行」
生活改善で数値は下がる！実際に改善できた人たちの体験談
「もう手遅れかも・・・」と思うのはまだ早い！
日々の生活習慣を見直すことで、健康診断の数値は確実に変わっていきます。ここでは、実際に改善できた中高年のリアルな声を紹介します。
★ 50代男性：メタボ脱出に成功！
「腹囲90cm超え、LDLコレステロールも140超えで“このままだとまずい”と感じた。
食事内容を改善して、毎日30分のウォーキングを続けたら半年で腹囲マイナス8cm、数値も正常に！」
★ 40代女性：糖尿病予備軍から脱却！
「HbA1cが6.3%で“予備軍”と診断されたとき、すごくショックだった・・・。
糖質を意識して制限しつつ、週に3回のウォーキングで、1年後には5.4%にまで改善！」
★ 60代男性：高血圧の薬を減らせた！
「長年血圧が高く、薬も飲んでいたけど、生活習慣を見直したら変わった。
減塩を意識し、1日1時間の散歩を習慣に。半年で血圧が125/80まで改善し、医師から薬の量を減らしていいと言われた！」
まとめ：健康は“今の意識”で変えられる！
健康診断の数値が基準を超えていたとしても、「すぐに病気」になるわけではありません。
でも、何もせずに放置していたら、将来的に取り返しのつかないことになるかもしれません。
✅ 自分の数値をしっかりチェックする
✅ できることから改善していく（食事・運動・生活習慣）
✅ 心配なときは医師に相談する
人生100年時代、健康寿命を延ばすためには“今の自分”を見つめ直すことが何より大切。
今日からできる小さな一歩、あなたも踏み出してみませんか？
