【登別・洞爺湖旅行記】湯けむりと湖畔の癒しを巡るカップル再起動旅

温泉と湖畔で心整える北海道ラストのふたり旅 再起動の旅ログ

湯けむりと湖の静けさに包まれて
心を整える1泊2日のカップル旅


✨はじめに|登別・洞爺湖で“癒しの旅”を再起動


静けさのなかに、心がほどけていくような感覚。
温泉と湖が、日常の疲れを優しく洗い流してくれる——

そんな時間を、今の自分にプレゼントしてみませんか?


北海道を旅するうちに、にぎやかな都市の風景や、美食・絶景に出会ってきた筆者と彼女。
札幌や小樽、函館などを巡るなかで、心が少しずつほどけていくのを感じていました。

そして旅のラストを飾る地として選んだのが、
“湯けむりの郷・登別”と、“湖畔の癒し・洞爺湖”

どちらも派手さはないかもしれません。
でも、だからこそ深く静かに心に染みわたるような時間が流れています。


⛅観光より「癒し」を求めた再起動の旅へ

50代という年齢を迎えると、旅に求めるものが変わってくるものではないでしょうか。
かつては効率的に観光地を巡ることを重視していた人も、今は“何もしない贅沢”にこそ価値を見出すようになります。

登別の地獄谷で感じた大地の力、
洞爺湖で静かに水面を眺めて過ごした時間。
それらは、派手なイベントよりもずっと記憶に残る旅のワンシーンとなりました。


🚶‍♂️「再起動」というテーマにぴったりの場所

このブログ「人生再起動ブログ」では、
“何歳になっても、人生はもう一度動かせる”というテーマで、
中高年の生き方や旅のあり方を綴っています。

その視点で見たとき、
登別と洞爺湖という二つの地は、
まさに「自分を整え直す」「心を見つめ直す」ための場所だったのです。


🌿心の声に耳をすます時間を

忙しい日々のなかで、自分の声を聞けなくなってはいませんか?
スマホや仕事の通知から離れ、自然のなかでぼーっとする時間は、
本当の意味での“再起動”に繋がる大切なひとときです。

本記事では、筆者と彼女が体験した登別・洞爺湖1泊2日旅を、
実際のモデルコース形式で丁寧にご紹介していきます。

  • 📍 各スポットの魅力
  • 📷 二人のエピソード
  • 🧳 快適に楽しむための持ち物・服装アドバイス
  • 💡 この旅で得た“気づき”と“再起動のヒント”

旅の臨場感とともに、心に響くメッセージをお届けします。


そう振り返れるような旅になりますように。

「あのとき、あの湖で静かに過ごした時間が、
今の自分にとって大きな転機になっていた」



🗺️なぜ今「登別と洞爺湖」なのか?再起動旅の意義と背景


⏳旅の目的が変わる「人生の折り返し地点」

若い頃の旅は、観光地を制覇する“達成感”を求めるものだったかもしれません。
けれど、年齢を重ねると、旅に求めるものが少しずつ変わってきますよね。

50代を迎えた今、ふと気づいたんです。
「静かな場所で、ただ呼吸を整えたいな」
「忙しさを手放して、ゆっくり心を整える時間がほしいな」って。

登別と洞爺湖は、まさにそんな気持ちにぴったり寄り添ってくれる場所だったんですよ。


🔥登別の「地熱」と🌊洞爺湖の「静寂」が心に効く理由

登別には、硫黄の香りが立ちのぼる地獄谷や、ぽかぽかの温泉。
自然のパワーをダイレクトに感じる場所がたくさんあります。
一方、洞爺湖には、時が止まったかのような静けさと、広大な水面が広がっています。

  • 登別では“心身のリセット”
  • 洞爺湖では“思考のリセット”

この2つの場所をセットで巡ることが、「再起動旅」としては理想的な組み合わせだったんです。


👩‍❤️‍👨カップル旅だからこそ「何もしない」が贅沢になる

二人で旅をすると、つい「どこへ行こう?」「何を食べよう?」と予定を詰め込みがちですが、
この旅では“あえて何もしない”時間を大切にしてみました。

  • ただ湖を眺める
  • ただ一緒に露天風呂に入る
  • ただ沈黙を分け合う

そんな時間が、不思議と深く心に残るんですよね。
おしゃべりしなくても、気持ちはちゃんと通じ合ってる。
そんな信頼の積み重ねが、旅をもっとあたたかくしてくれます。


🌿“心を整える旅”は、今の自分だから味わえる

10年前の自分だったら、この旅の魅力には気づけなかったかもしれません。
若いころはスピードや刺激を求めていたけれど、今は違う。
「心を整える時間」の価値がわかる年齢になったからこそ、この旅に出た意味があったんだと思います。


✨筆者のひとこと

人はいつでも再起動できる——
そう実感できる旅先を選びたいと思ったとき、
自然と頭に浮かんだのがこの「登別と洞爺湖」だったんです。



🚗モデルコース|登別&洞爺湖を巡る1泊2日プラン紹介


「せっかく行くなら、効率よく巡りたい」
でも、それだけじゃ物足りない。
心を整える“再起動の旅”には、
一つひとつの時間に“意味”を込めたいのです。


🕰️1泊2日だからこそ「時間の濃さ」が旅の価値を決める

登別と洞爺湖は、車でわずか1時間ほどの距離にあります。
そのため、移動に無理がなく、**“滞在時間そのものを丁寧に味わえる”**のが最大の魅力です。

このモデルコースは、旅の工程そのものよりも、
“どう過ごすか”にフォーカスした設計になっています。

無理に詰め込まず、ゆったりとした心の流れに沿って、
登別→洞爺湖の順でめぐる1泊2日。

それでは、実際の流れをご紹介しますね👇


🗓️旅の全体スケジュール(イメージ)

時間帯内容エリア
10:00札幌を出発(レンタカー)札幌
11:30登別温泉到着・地獄谷散策登別
13:00温泉街を食べ歩き&足湯体験登別
15:00宿にチェックイン・露天風呂でまったり登別
18:00宿の夕食・部屋でゆっくり就寝登別
翌8:30チェックアウト・洞爺湖へ出発登別 → 洞爺湖
9:30洞爺湖クルーズで静寂を楽しむ洞爺湖
11:00湖畔カフェでランチ&読書洞爺湖
13:00サイロ展望台で大自然と対話洞爺湖
15:00洞爺湖出発→札幌または空港へ洞爺湖→帰路

🧭心が整う旅の流れと、その意味


🧳移動時間は「気持ちの切り替え時間」

札幌から登別へ向かう道中の約1時間半は、
旅の“スタートダッシュ”ではなく、**“日常を手放す時間”**としてとらえてみましょう。

お気に入りの音楽を流しながら、少しずつ風景が街から山へ変わっていく中で、
心が旅のモードへ切り替わっていくんです。

助手席で彼女がうとうとし始めた瞬間、
「今日の旅は、急がなくていいんだ」って、ふっと思えたのが印象的でした。


🌋登別の午後は「自然の声を聞く時間」

地獄谷や温泉街で過ごす午後は、
観光ではなく「自然と対話する時間」に変わります。

湯けむりの中に立つと、
人間のちっぽけさや、自然の圧倒的なエネルギーに包まれます。

足湯に浸かりながら、無言でぼーっとした時間。
あれこそが、心がふっと軽くなる瞬間だったんですよね。


🌇夜は「感謝を言葉にできる時間」

宿の露天風呂で、空を見上げる。
温泉の湯気と冷たい夜風が交差するなかで、心がじんわりとほどけていく。

そして、夕食を終えたあとの静かな部屋。
テレビもスマホもつけずに、
「今日、来てよかったね」って自然に言える時間が流れていきます。

言葉にしなくてもわかる、
でも言葉にしたくなる——
そんな空気が流れる夜でした。


🌄2日目の洞爺湖は「未来を語る時間」

朝のうちに移動して、静かな湖畔へ。
船の上から眺める景色、カフェで過ごすひととき、展望台からの眺望。

1日目の「癒しの時間」に対して、2日目は**「これから先の人生を見つめる時間」**だったように思います。

洞爺湖の静けさは、未来のことを話すのにぴったりの場所。
二人で将来のことをぽつりぽつりと話す、そんな特別な時間になりました。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • スケジュールは余裕を持たせ、空白時間を楽しむ構成に
  • 1日目は「登別で癒し」、2日目は「洞爺湖で未来を考える」設計が理想
  • 食事の時間や入浴は“儀式”のように、心を整える時間として意識する

⚠️注意点

  • 冬季は道路が凍結するので、運転は慎重に(スタッドレスタイヤ必須)
  • 登別〜洞爺湖間は公共交通だとやや不便。レンタカー移動がベスト
  • 温泉地の宿は早めの予約が安心(人気シーズンは満室に注意)

🧑筆者のひとこと

旅の本質は、「どこへ行くか」ではなく「どう過ごすか」なのかもしれません。
登別と洞爺湖の1泊2日は、人生の再起動ボタンをそっと押してくれるような旅でした。



♨️登別温泉の魅力|心と身体を癒す日本屈指の湯処


湯けむりに包まれていると、
なぜか言葉が少なくなる——

静けさが心にしみる、登別の温泉時間。


🏯千年以上の歴史と9つの泉質が生み出す特別な癒し

登別温泉のはじまりは、平安時代末期までさかのぼると言われています。
その歴史のなかで、登別は「湯の国・北海道」の代表格として愛されてきました。

最大の特徴は、1つの温泉地に9種類もの泉質があること。
これは日本全国でも非常にめずらしく、
「湯のデパート」と呼ばれることもあるんですよ。

代表的な泉質の一部はこちら👇

泉質名効能・特徴
硫黄泉美肌・デトックス・血行促進
食塩泉保湿・冷え性・神経痛に効果的
鉄泉貧血予防・疲労回復に◎
明ばん泉肌のひきしめ・殺菌作用

たとえば、硫黄泉で肌の奥からぽかぽかと温まり、
そのあとに塩泉でじっくり保温。
この組み合わせだけでも、まるで“湯治旅”のような体験になります。


🌋温泉の「治癒力」が、中高年世代に響く理由

50代になると、身体の冷え・疲労・肩こり・睡眠の質…
さまざまな“なんとなく不調”が増えてきますよね。

登別温泉は、そんな“年齢による変化”を優しく包み込んでくれる存在です。

  • 湯に浸かっている間、血流が促進されて代謝がアップ
  • 無理なく汗をかき、体内の老廃物をデトックス
  • 脳の緊張がほぐれて、眠りの質も向上しやすくなる

温泉はただの“娯楽”ではなく、立派なセルフケアなんです。


👩‍❤️‍👨カップルで入れる「貸切風呂」もおすすめ

登別には、プライベート感たっぷりの「貸切風呂」がある宿もいくつかあります。
大浴場の開放感も魅力的ですが、
ふたりだけの空間で静かに温泉に浸かる時間は、とても特別なんですよね。

言葉にしなくても伝わる、そんな信頼関係をそっと確かめ合えるようなひとときです。


🧘‍♀️入浴後の“ととのい時間”も大切に

温泉に浸かったあとは、湯上がり処でのんびり過ごすのがおすすめ。
水分を補給しながら、軽くストレッチしたり、景色を眺めたり。
スマホからもいったん離れて、**“何もしない贅沢”**を味わってみてください。

館内着でうろうろしながらアイスを食べたり、
ロビーで本を読んだりするだけでも、
不思議と“心が整っていく感覚”が味わえるはずです。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • 泉質の違う湯をはしごして、心身のバランスを整える
  • 朝・夕の2回入浴で、時間帯による癒しの違いを体感
  • 貸切風呂付きの宿を選び、ふたりだけの空間を楽しむ

⚠️注意点

  • 硫黄泉は刺激が強い場合も。長時間の入浴は避ける
  • 脱水症状予防のため、湯上がり後は水分補給をしっかりと
  • お酒との併用には注意。入浴前後の飲酒は控えるのが◎

🧑筆者のひとこと

湯けむりに包まれると、余計な力が抜けていくんです。
身体だけじゃなくて、心のコリまでほぐれていくような感覚。
それが、登別温泉の本当の魅力かもしれません。



「静けさを感じる旅」といえば、東北の癒し旅もおすすめです。
👉 岩手の歴史と自然に癒される再起動旅はこちら




🌋登別・地獄谷探訪|大地の鼓動を感じるパワースポット


ゴウゴウと立ち上る蒸気、漂う硫黄の香り——

地面の下に、まだ生きている“地球”があるんだと実感する場所。
それが、登別の地獄谷です。


🔥「観光地」ではなく「命の営み」を感じる場所

地獄谷は、登別温泉の源泉となっている火山性噴気地帯です。
直径約450メートル、広さ11ヘクタールというスケールで、
地球の“内部”と直接対話するような感覚が味わえる場所です。

遊歩道のすぐそばで、地面からゴウゴウと蒸気が立ち上り、
温泉の湧き出る様子を間近に見られる場所は、そう多くありません。


自然に対する畏敬の念を抱く、とはこういうことかもしれませんね。
静かに立ち尽くしていたら、じわじわと心が澄んでいくような気がしました。


🌫️湯けむりの向こうに広がる、非日常の世界

地獄谷という名前から、恐ろしい景色をイメージする方も多いかもしれませんが、
実際に訪れてみると、どこか幻想的で神秘的な雰囲気に包まれています。

  • 湯けむりが立ちこめ、視界がふわっと曇る
  • 木製の遊歩道を歩きながら、足元の熱気を感じる
  • 硫黄の香りが鼻をくすぐり、「ここは別世界なんだ」と気づかされる

ふたりで静かに歩いていると、自然と会話も少なくなっていきました。
でも、それが心地いいんですよね。


🥾歩くことで心がほぐれる、遊歩道のチカラ

地獄谷には、木製の遊歩道が整備されていて、
スニーカーであれば誰でも安心して散策できます。

おすすめは、ゆっくり30分〜1時間ほどかけて歩くコース
途中には展望台やベンチもあり、
立ち止まりながら変化する景色を味わうことができます。

歩きながらふと、彼女がつぶやいたんです。

「なんか…この“音のない時間”、すごく落ち着くね」って。

あの言葉、今でも忘れられません。


⚡地獄谷が“パワースポット”と呼ばれる理由

昔から登別の地獄谷は、“浄化”の場として知られています。
大地のエネルギーがむき出しになったような景観は、
悪い気を追い出し、心身を整えるパワーがあると信じられてきました。

  • 気持ちが落ち着かないとき
  • なにかを手放したいとき
  • 新しい一歩を踏み出したいとき

そんな節目に訪れると、不思議と背中を押されるような感覚があります。
まさに「再起動の旅」にふさわしい場所だと感じました。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • 朝や夕方の時間帯は人が少なく、幻想的な雰囲気がより深まる
  • 写真を撮るより“感じる”ことを意識して、スマホは一時おやすみ
  • 湯けむりに包まれた場所では、深呼吸して感覚を研ぎ澄ませる

⚠️注意点

  • 湯けむりの中には刺激のある成分も。深呼吸は短めに
  • 遊歩道は滑りやすい場所もあるので、歩きやすい靴を選ぶこと
  • 夏は虫が多いこともあるので、虫よけスプレーがあると安心

🧑筆者のひとこと

“静けさの中に潜む、大地の声”を聞ける場所。
あの空気に触れたことが、この旅のハイライトのひとつになりました。

地獄谷は、ただの観光地じゃないんです。



🥢登別グルメ&温泉街ぶらり|食べ歩きと足湯のひととき


「ちょっと寄ってみようか」

そんなひとことが生まれるのは、
きっと“心に余白”があるから——

登別の温泉街は、そんな小さな余白に満ちていました。


🍡湯の川通りの“のんびり食べ歩き”が心地いい理由

登別温泉の中心街「湯の川通り」は、
どこか懐かしくてあたたかい空気が流れている場所です。

たとえば…

  • 湯気の立つ温泉まんじゅうを半分こ
  • 焼き立てのせんべいを「アツッ」と笑いながら頬張る
  • 小さな地元のお店でおばあちゃんと話す

こうした、観光地らしさのない素朴な時間が、じわじわと心をほぐしてくれるんですよね。

何かを目的に歩くのではなく、
「ただ歩いて、気になったら入ってみる」
そんな過ごし方がぴったりのエリアなんです。


🍮温泉卵プリンやご当地スイーツで“旅の甘やかし時間”

甘いもの好きのカップルなら、見逃せないのが
温泉卵プリン大正ロマン風の純喫茶スイーツたち。

温泉熱でじっくり蒸されたプリンは、
なめらかで優しい味わい。カラメルの香ばしさと、
ほんのり感じる温泉の風味が絶妙なバランスです。

お土産屋さんの奥にある小さな喫茶スペースや、
ひっそりした坂の途中にあるカフェにふらりと入って、
窓の外を眺めながらお茶をすする…

それだけで、「あぁ、今ここにいるんだな」と実感できますよね。


♨️足湯でぽかぽか、ふたりの距離も縮まる

登別温泉街には、自由に入れる足湯スポットが点在しています。
ベンチに座って足を浸けながら、湯けむりの空気に包まれると、
身体の芯からじんわり温まっていきます。

足湯のいいところは、
「気軽さ」と「心の開放感」が両立しているところ。

  • 温泉に入るにはちょっと時間がない
  • でも、歩き疲れて少し休みたい
  • そんなときにふらっと立ち寄れる

ふたりで並んで足を温めながら、
「どのプリンがいちばん美味しかったかな〜?」なんて、
他愛もない話をする時間が、旅のやさしい思い出になります。


🧺ふたり旅を彩る“地元のおみやげ”との出会い

小さな土産店には、昔ながらの入浴剤、地獄谷モチーフのタオル、
地元限定のお菓子など、ほっこり系のお土産がたくさん並んでいます。

特におすすめなのが「鬼っ子グッズ」。
登別は“鬼のまち”としても知られていて、
かわいらしい表情の鬼の置物やお守りも人気です。

お揃いでキーホルダーを買ったり、
「これ、実家のお母さんにあげたいね」なんて言いながら選んだり。
こういう時間もまた、旅の一部なんですよね。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • 湯の川通りをマップなしで自由に歩いてみる
  • 食べ歩きは「シェア」がおすすめ(会話が増えて楽しい)
  • 足湯スポットを巡る“足湯さんぽ”も心地いい

⚠️注意点

  • 食べ歩き中はマスクの脱着や手洗いなど感染対策も忘れずに
  • 足湯はタオル持参がおすすめ(販売しているお店もあり)
  • 夕方以降はお店が早めに閉まるので、15時頃までがベストタイム

🧑筆者のひとこと

登別の温泉街は、そんな“静かな魅力”が詰まった場所でした。

派手な観光地ではなくても、
その場でしか出会えない味や空気感が、確かにあるんですよね。



🌅夕暮れ露天風呂と夜の癒し時間|宿で過ごす贅沢な夜


湯けむりの向こうに沈む夕日、
ほんのり茜色に染まる空。

「やっと、ここまで来たね」

そんなひとことに、今日一日のすべてが込められていました。


🌇空が茜色に変わる時間、露天風呂でほどけていく

チェックインを済ませて荷物を置いたら、
まずはお楽しみの温泉タイム。
特におすすめなのが、夕暮れ時の露天風呂です。

空が少しずつオレンジ色に染まりはじめ、
湯けむりが夕陽をやわらかく包むこの時間は、まさに“癒しのピーク”。

  • 湯面に映る空の色
  • 風にゆれる木々の音
  • 湯気の向こうに広がる静けさ

それらすべてが、心と身体をそっと解いてくれるんです。


「今日、来てよかったね」

湯船につかりながらつぶやいたその言葉に、
彼女がふっと笑ってうなずいた瞬間、
この旅はもう成功だったと思いました。


🍱夕食は“味”より“空気”を味わう時間

登別の温泉宿では、地元の旬食材を使った会席料理が楽しめます。
料理の美味しさはもちろんですが、
この時間でいちばん印象に残ったのは「空気のゆるやかさ」。

  • 「おいしいね」と言い合う
  • 一品ごとに、丁寧に味わう
  • 次に何が出てくるかを楽しみに待つ

そのリズムが、会話を自然とやさしくしてくれるんです。

とくに印象的だったのは、登別産のタラの味噌焼き。
甘めの味噌だれとほくほくの白身が絶妙で、
ふたりとも箸が止まりませんでした。


🛏️食後の時間に“本当のくつろぎ”がやってくる

夕食を終えたあとの部屋は、まるで自分の家のような安心感。
浴衣姿でゴロンと横になって、
テレビもスマホもオフにして、ただ会話を楽しむだけ。

  • 「今日、一番よかったのはどこ?」
  • 「明日、晴れるといいね」
  • 「また来たいね」

そんな他愛もない言葉のやりとりが、
ふたりの心をじんわり近づけてくれるんですよね。


窓の外を見ると、満月がぽっかり浮かんでいました。

静かな夜、特別な音もないのに、
心がこんなに満たされている——

温泉旅の夜は、魔法のような時間です。


💤眠る前の“ひととき”を、大切にしてみて

お風呂にもう一度入りなおして、身体を温めなおしてから布団へ。
目を閉じると、耳に入るのは風の音と、布団の中のぬくもりだけ。

「おやすみ」だけで終わるのではなく、
“感謝”や“今日の一番良かったこと”を伝え合うと、
気持ちよく一日を終えることができますよ。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • 夕食前に露天風呂へ行き、空が茜色に変わる時間を狙う
  • 食事中はスマホを置いて、会話と空間を味わうことに集中
  • 寝る前に、ふたりで今日の思い出を話し合うと◎

⚠️注意点

  • 露天風呂の時間帯は混雑する場合もあるため、チェックイン時に混雑状況を確認
  • 夕食は品数が多めなので、食べ過ぎ注意(ゆっくりペースがベスト)
  • 湯冷め対策に、部屋用の羽織を用意しておくと安心

🧑筆者のひとこと

大人になったからこそ、気づける時間だったと思います。

温泉宿で過ごす夜には、観光にはない“深い満足感”があります。
それは、ただ“そこにいること”を味わう贅沢。



🌄朝の静けさと洞爺湖への道|移動中も絶景を楽しむ


朝の光がカーテン越しに差し込む。
湯けむりの余韻がまだ残る部屋で、
「今日は洞爺湖だね」と言った彼女の声が、
やけに優しく感じられた朝でした。


☀️朝の空気は“リセットの合図”

登別の朝は静かです。
宿の窓を開けると、山の空気がひんやりと入り込み、
前日とはまったく違う“まっさらな気持ち”が胸に広がっていきました。

朝食は、地元食材たっぷりの和朝食。
白米の甘さ、味噌汁の香り、漬物の塩味。
どれもシンプルだけど、なぜか“今の自分”にすっと馴染んでいくような優しさがありました。

  • 温泉宿の朝食は、身体の目覚めにちょうどいい
  • 遅くまで眠らず、朝の“澄んだ時間”を楽しむ
  • 食後は少しロビーやテラスで深呼吸してから出発するのがおすすめ

🚙車窓から見える“旅の続き”を感じる時間

チェックアウトを終えて、洞爺湖へ向かうドライブがスタート。
登別から洞爺湖までは、車でおよそ1時間ほど。
短いけれど、とても印象的な時間でした。

道中には、北海道らしい広がる大地と、遠くに見える山々。
時おり、牛や馬がのんびりと過ごしている牧場風景にも出会えます。

助手席で彼女が流してくれたのは、
ゆったりしたピアノ曲と、少し懐かしいフォークソング。

「なんか、このままどこまでも走っていけそうだね」

そんな言葉に、ふたりで小さく笑い合った時間が忘れられません。


🧭移動そのものが“旅の一部”になるコツ

洞爺湖に向かう途中は、景色をただ“見る”だけではなく、
“味わう”意識を持つと、移動時間が一気に濃くなります。

  • 景色の中に、前日の余韻が重なって見えてくる
  • 車内で、昨日の会話をもう一度ふりかえる
  • 今日の予定を話すことで、旅へのワクワク感が増す

特に印象的だったのは、途中の道の駅で立ち寄った
「とうや湖(洞爺湖)ビューポイント」。
まだ湖は見えていないのに、空の広さと風の匂いが、
「もうすぐだよ」と知らせてくれるような気がしました。


🌅洞爺湖が見えた瞬間の“ため息”

トンネルを抜け、坂を下っていくと…
視界がパッと開けて、鏡のような湖面が目に飛び込んできます。

  • 「うわぁ…」と声が漏れる瞬間
  • 言葉よりも景色に見入ってしまう時間
  • ふたりで静かに共有できる感動

これが、洞爺湖に着いた瞬間の醍醐味です。
旅の前半で温泉に癒され、
今度は“静けさ”そのものに身を委ねる準備が整ったような感覚でした。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • 朝は少し早起きして、温泉街の朝の空気を楽しむ
  • 朝食後はバタバタせず、30分ほどゆっくり出発するのが◎
  • 洞爺湖への道中では、途中のビュースポットや道の駅に立ち寄ると楽しさ倍増

⚠️注意点

  • 洞爺湖へのルートは冬季に凍結・積雪することも。安全運転を意識
  • 道中のコンビニやガソリンスタンドは限られているので、事前に補給を
  • 車酔いしやすい方は、湖に出るまでの峠道に備えておくと安心

🧑筆者のひとこと

そう思えたのは、洞爺湖へ向かう車の中で交わした何気ない会話が、
この旅の大切なワンシーンになったからかもしれません。

「旅は、目的地に着くことだけがすべてじゃない」



🚢洞爺湖クルーズ体験|水と風を感じる癒しの時間


風が頬をなでて、
水面がゆっくりと揺れている。

何も起きていないはずなのに、
心の奥が静かに動いていく——

洞爺湖クルーズは、そんな体験でした。


🌊湖の真ん中で感じる「音のない会話」

洞爺湖の観光船は、湖を囲むように浮かぶ中島群(中島・観音島など)を巡る
ゆったりとした周遊クルーズです。所要時間は約50分。

デッキに出ると、風の音と船のエンジン音だけがBGM。
景色を眺めながら並んで座っていると、
会話よりも“共に感じている”ことの方が、何倍も深く心に残るんです。

  • 鏡のように穏やかな湖面
  • 空と水の境目がわからない風景
  • 時間がゆっくり流れていく感覚

「ねえ、また一緒に来ようね」

そうつぶやいた彼女の声が、
今でも耳に残っています。


🛳️船上でしか味わえない“360度の絶景”

観光船の2階デッキから見る景色は、まさに絶景そのもの。
360度どこを見渡しても、湖、空、山のグラデーションが広がります。

晴れていれば、湖面に映る雲や山々が幻想的で、
曇っていても、湿った空気と淡い光が湖に静かな表情を与えてくれます。

季節ごとの魅力もたっぷり👇

季節魅力
雪解け水で澄んだ湖+芽吹く緑
強い陽射しと深い青のコントラスト
紅葉の映る水面の美しさが格別
白銀の山々が湖を囲む荘厳な景色

👣デッキを歩きながら感じる“風と一体になる感覚”

座っているだけで癒されるクルーズですが、
ときどき立ち上がってデッキをぐるっと歩いてみると、
また違う風景と気持ちに出会えます。

  • 風の向きが変わる
  • 太陽の位置で景色の色味も変わる
  • 船の進行方向によって風景が立体的に見える

まるで、自分自身が景色の中に入り込んでいくような体験です。


💬会話をしないことで、心が通う時間

旅ではどうしても「写真を撮る」「記念を残す」ことを意識しがちですが、
このクルーズでは、“ただそこにいる”ことの価値を実感できます。

スマホをカバンにしまって、
風を感じながら、彼女の横顔をふと見てみる。

その何気ない瞬間に、
「こういう時間のために旅をしているんだな」と思えるんですよね。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • 観光船の時間を事前にチェックして、混雑を避けた便を選ぶ
  • デッキでの写真撮影は最小限にして、五感で味わう時間を優先
  • クルーズ後にふたりで「どの景色が一番印象的だった?」と話すと会話が深まる

⚠️注意点

  • 風が強い日は羽織りものが必須(湖上は想像以上に涼しい)
  • デッキは滑りやすいので、スニーカーや滑り止めのある靴がおすすめ
  • 船酔いしやすい人は、乗船前に対策を(内服・酔い止めバンドなど)

🧑筆者のひとこと

洞爺湖の静けさが、それを教えてくれたような気がします。

クルーズ中の沈黙は、気まずさじゃない。

そこに“信頼”があるからこそ、言葉はいらないんです。



🍽️湖畔カフェと地元グルメ|美味と景色に癒されて


湖を眺めながら、
ゆっくりフォークを動かす。

目の前の料理と、奥に広がる湖と空。

どちらも“味わう”ために存在している——

洞爺湖のカフェタイムは、そんな感覚を呼び覚ましてくれました。


🏞️湖の見えるカフェは“癒しの特等席”

洞爺湖畔には、静かに過ごせるローカルカフェが点在しています。
どの店も観光地らしいにぎやかさとは無縁で、
“景色を味わう”ことを大切にした空間づくりが魅力なんです。

おすすめは、大きな窓から湖が一望できるカフェ
店内は木のぬくもりにあふれ、
BGMは心地よいジャズやアコースティックギター。

  • 外の光が店内をやさしく照らす
  • 水面のゆらぎが、テーブルに反射する
  • コーヒーの香りが、時間をゆるめてくれる

そんな場所でランチを楽しむと、
味覚だけでなく、心全体がほぐれていくんですよね。


🥗地元野菜たっぷりのランチプレートが絶品

筆者たちが訪れたのは、洞爺湖野菜をふんだんに使った
“季節のランチプレート”が人気のお店。

その日のメインは「洞爺和牛とグリル野菜のプレート」。
ジューシーな赤身の和牛に、塩とハーブだけのシンプルな味つけ。
添えられた野菜は、どれも素材の味が濃くて、
噛むほどに「あぁ、生きてる土地の味だな」と感じました。

メニュー例内容・特徴
洞爺和牛のロースト肉の旨味と香ばしさ、地元の誇りを感じる逸品
グリル野菜ズッキーニ、パプリカ、かぼちゃなど、彩りと甘さが絶妙
自家製パン or ご飯もちもちの道産小麦を使用
手作りスープ玉ねぎや人参のやさしい甘さが沁みる

🍰カフェスイーツと湖畔の風景がつくる“ご褒美の時間”

食後には、手作りのスイーツとコーヒーを。
この“何もしないで甘いものを味わう時間”こそ、
日常から離れた旅の中で、最高の贅沢かもしれません。

ふたりでシェアしたのは、ベイクドチーズケーキと道産小豆のタルト

  • しっとり濃厚なのに後味さっぱり
  • 小豆の優しい甘さが心をほぐす
  • 苦めのコーヒーとの相性が抜群

「もう1回これ食べに来ようか」
そんな言葉が自然と出るほど、
景色と味が溶け合っていた時間でした。


🧺静かな時間が“自分の感覚”を呼び戻してくれる

都会での生活は、つい“効率”や“スピード”を優先しがちですが、
このカフェで過ごしたひとときは、
感覚をひとつひとつ“取り戻す”ような時間でした。

  • 咀嚼するスピードがゆっくりになる
  • 窓の外を眺める視線が遠くまで届く
  • 会話のトーンが穏やかになる

心と身体が“緩やかに整っていく”のを、自然と実感できたんです。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • 湖が見えるカフェを事前に調べておくと◎(混雑回避&絶景席確保)
  • メニューに迷ったら、地元野菜とお肉のランチプレートがおすすめ
  • 食後のスイーツタイムは、景色のよく見える席でのんびりと

⚠️注意点

  • 人気のカフェは早めの来店が吉。11:30〜12:00入店が理想
  • 湖畔は風が強く感じることもあるので、羽織りがあると快適
  • 食後にそのまま散歩したくなるので、歩きやすい靴がおすすめ

🧑筆者のひとこと

洞爺湖のカフェタイムは、“味わうこと”を取り戻せる場所でした。
ただ食べるだけでなく、“感じる食事”って、
本当はすごく大切なことだったんですね。



🗻サイロ展望台の絶景と自然との一体感


見下ろす湖は、まるで空の一部みたいに青くて、静かだった。

「ここまで来てよかった」
そんな想いが、自然と胸に浮かびました。


🔭洞爺湖の全景が見渡せる“心がひらける場所”

洞爺湖の展望台は何ヶ所かありますが、なかでも人気なのが
サイロ展望台

標高はおよそ300mほど。
湖を高い位置から見下ろすことができ、
洞爺湖の形、噴火湾、中島群、羊蹄山まで一望できます。

  • 湖がひとつの「風景画」のように広がる
  • 空と水と大地のグラデーションが美しい
  • 天候や時間によって色合いが変化する

見渡す景色に言葉を失う――
そんな体験を、ここでは多くの人がしています。


🧘‍♂️心が“外へ開く”瞬間を実感する場所

旅の途中で、心は“内側”へと向かいがち。
自分の気持ちを見つめたり、ふたりの関係を確認したり。
でもこの展望台では、視界が広がると同時に、
心も自然と“外側”へ向かってひらいていくんです。

  • 「もっと自由に生きていいんじゃないか」
  • 「今あるものを大切にしよう」
  • 「またここに戻ってきたいな」

そんな思いが、景色の向こうからふと届くような感覚。
景色がきれいだから感動するのではなく、
その空間が持つ“力”に心が動かされる
それが、サイロ展望台の本当の魅力なのかもしれません。


📸写真では伝えきれない“空気と体感”

もちろん、サイロ展望台は絶景撮影スポットとしても有名です。
SNSや観光パンフレットでもよく見かける場所ですが、
実際に立ってみると、**「視覚だけじゃない感動」**があることに気づきます。

  • 空気の温度
  • 頬をなでる風のやわらかさ
  • 目の前の広がりに比例して軽くなる心

何枚も写真を撮っていたけど、
最後にはスマホをしまって、ただただ景色を見ていました。


🧑‍🤝‍🧑ふたりで立つことで、記憶に刻まれる場所に

展望台には観光客も多く訪れますが、
不思議と“雑音”を感じにくい場所でもあります。

展望台の少し奥まったところにはベンチもあり、
ふたりで並んで静かに座って、風景を眺めていると、
まるで世界にふたりきりになったような気持ちになります。

  • 記念写真を1枚だけ残す
  • 言葉ではなく“隣にいること”を感じる
  • 何分も、ただ無言で過ごす

旅の最後にこんな時間を過ごすと、
その景色が“写真”ではなく“記憶”として心に残るんですよね。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • 天気の良い日を選んで立ち寄ると、視界の抜け感が格別
  • カフェやお土産売り場もあるので、少し時間に余裕を持って滞在する
  • ベンチに座って静かに景色を見る時間をつくると◎

⚠️注意点

  • 強風の日は冷えるため、防寒対策を(夏でも羽織必須)
  • 混雑時は駐車場がやや狭いため、時間帯をずらすと快適
  • 写真に夢中になりすぎず、五感で風景を味わうことを忘れずに

🧑筆者のひとこと

その景色を、これからも何度でも思い出せる気がしています。

洞爺湖という風景の中で、
“今の自分たち”がすっと溶け込んでいくような感覚。


旅の余韻が残るうちに、次の目的地もチェックしてみましょう。
👉 登別・洞爺湖に癒されたら、次は宮城で再起動しませんか?



🎒持ち物・服装・旅の準備|登別・洞爺湖を快適に楽しむコツ


荷物は軽くても、旅の質は深くなる。

それは、“必要なもの”と“余分なもの”を見極めることから始まるのかもしれません。

心も荷物も、少しだけ整理してから出かけてみませんか?


🧭“再起動旅”にふさわしい持ち物とは?

登別と洞爺湖をめぐる1泊2日の旅において、
荷物の準備は単なる「便利さ」ではなく、
“どんな旅にしたいか”を表す意思表示でもあります。

観光重視の旅ではなく、「心と身体を整える旅」だからこそ、
必要なものと、あえて持たないものをしっかり選びたいところです。


📋持ち物リスト|登別&洞爺湖に特化した旅仕様

以下のリストは、登別の温泉街と洞爺湖の自然環境を前提とした準備アイテムです👇

カテゴリ持ち物理由・補足
基本アイテムハンドタオル足湯・汗拭き・軽い洗顔用に便利
衣類系薄手の羽織もの(春夏)洞爺湖や展望台では冷たい風が吹くことも
防寒インナー(秋冬)温泉であたたまっても、移動中に冷えることが多いため
足元滑りにくい靴(スニーカー推奨)地獄谷や展望台は足場が悪いところもある
温泉用サブのビニール袋湯上がり後のタオルや濡れた衣類の収納に便利
癒し系お気に入りの文庫本 or ノート宿やカフェで“何もしない時間”にぴったり
ガジェットモバイルバッテリー山間部は電波が弱いこともあり、地図使用時に電池消耗が早い
その他酔い止め薬洞爺湖クルーズや峠道に備えて安心材料として

👕服装選びのコツ|“気温”だけでなく“空気感”に合わせる

登別・洞爺湖は季節によって寒暖差が大きく、
気温に惑わされずに“現地の空気感”を意識するのが大切です。

とくに朝晩はグッと冷え込むため、
旅の後半に疲れがたまった身体にとっては、寒さが負担になりがちなんですよね。

✅服装のポイント(春〜秋の例)

  • トップス:軽めの長袖+羽織れるカーディガン or パーカー
  • ボトムス:歩きやすくて温度調節がしやすい素材(ストレッチ素材など)
  • アウター:雨や風よけにもなる薄手ジャケットがあると◎

✅冬季の場合の追加装備

  • 防寒インナー(ヒートテック等)
  • 手袋・ニット帽・マフラー
  • ブーツや滑り止め付きの靴(凍結地帯あり)

🧠“持ち物が多い人ほど、旅に集中できない”という事実

「もしかしたら使うかも」と詰め込んだ荷物の多くは、実際には使わないことがほとんどです。
本当に大事なのは、“心地よく過ごせるために必要な最小限”。

  • 手荷物が軽い=移動中も疲れにくく、感性が鈍らない
  • 荷物の出し入れがラク=宿での時間を有意義に使える
  • 身軽さは、“今”を楽しむ集中力につながる

再起動の旅では、**「持っていくか迷ったら置いていく」**くらいの潔さが、
結果的に満足度を高めてくれることもあるんです。


🧘‍♀️“心の準備”も、旅支度のひとつ

持ち物や服装だけでなく、
「どんな旅にしたいのか」を自分に問いかけておくことも、準備のひとつ。

  • 「癒されたい」「考えを整理したい」「ただ静かな時間を過ごしたい」
  • 「パートナーとじっくり話したい」「今の自分を見つめたい」

そういった想いを言葉にしてみると、
旅中の時間の過ごし方が、自然と“自分らしいもの”になっていくんです。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • 荷物は“軽さと実用性”を最優先にする
  • 季節の寒暖差をふまえた服装計画を立てる
  • 「この旅で何を得たいか?」を出発前にメモしておくと旅の質が変わる

⚠️注意点

  • 防寒対策を怠ると、疲れやすさや体調不良につながる
  • 足元の装備を軽視すると、観光スポットでの快適さが激減
  • 持ち物が多すぎると、宿でも落ち着かない時間が増えてしまう

🧑筆者のひとこと

荷物を整える時間は、自分の心と向き合う準備でもあるんです。

持ち物や服装は、旅の質に直結します。

でも、それ以上に大切なのは「どんな気持ちで旅に出るか」。



💡この旅で得た気づきと再起動のヒント


ただ観光地を巡ったわけじゃない。
温泉に入っただけでもない。

この旅で得たのは、
**「今の自分に必要な時間と、静けさ」**だったのかもしれません。


🧘‍♂️「何もしない」ことが、最高の癒しになる

登別の湯けむり、洞爺湖の静けさ。
どちらも、見どころというよりは“感じる場所”でした。

  • 地獄谷では、自然の力にただ圧倒され
  • 洞爺湖では、風景に心をゆだねるように過ごした
  • カフェでは、会話すら必要ない静けさが心地よかった

現代の生活では、「何かをしていないといけない」というプレッシャーがつきまといがちです。
でもこの旅は、**“何もしない時間こそが、自分を癒してくれる”**と教えてくれたんです。


👫“誰と行くか”が旅の意味を変える

この旅は、カップル旅であることにも大きな意味がありました。
登別の足湯、洞爺湖のベンチ、サイロ展望台の風景…
どの瞬間も、**「ひとりでは味わえない心のつながり」**がありました。

  • 手をつなぐだけで、不安が薄れる
  • 沈黙が続いても、心は通じている
  • 一緒に見た景色が、これからの支えになる

ふたりで旅をすることで、
ただの“癒しの旅”が、“再起動の旅”へと変わっていったのかもしれませんね。


📖「再起動」という言葉の意味が、変わった気がする

このブログのテーマでもある「人生再起動」。
当初は「新しいことに挑戦する」とか「変わらなきゃ」というイメージがありました。
でもこの旅を通じて、少し考え方が変わったんです。

変わることだけが再起動じゃない。
立ち止まって、自分を見つめ直すこともまた、立派な“再起動”なんですね。


温泉で湯気に包まれながら、
湖のほとりでただ風に吹かれながら、
「今のままでもいいのかも」と思えた自分が、

いちばん大きな再起動だったのかもしれません。


💬パートまとめ|行動例・注意点・筆者のひとこと


✔️行動例

  • スケジュールを詰めすぎず、「何もしない時間」をあえて確保
  • パートナーとの会話よりも、“共有する沈黙”を楽しんでみる
  • 旅の後に、感じたことを日記やノートに書き出してみると気づきが深まる

⚠️注意点

  • 観光を目的にしすぎると、“癒し”の本質を見失いやすい
  • SNS投稿よりも、“自分だけの記憶”を大切にする意識が◎
  • 再起動は外に求めず、自分の内側にあることを忘れずに

🧑筆者のひとこと

観光でもなく、娯楽でもなく、
“心が整う体験”こそが、これからの旅の価値なのではないでしょうか。

この旅で強く感じたのは、
人生の再起動は、静けさの中でこそ起こるということでした。



🌈しめくくり|“何もしない”時間がくれる心の豊かさ


「観光地らしい場所、少なかったね」

帰り道、そうつぶやいた彼女の言葉に、
思わず笑ってうなずいた。


登別の湯けむりと、洞爺湖の静けさ。
豪華な観光名所はなかったかもしれません。
だけどこの1泊2日は、心に深く残るもので満たされていました。


  • ただ歩く
  • ただお湯につかる
  • ただ並んで湖を眺める

それだけの旅なのに、
帰る頃にはなぜか、心の奥の“曇り”が晴れていたんです。


「あのとき、あの場所で、ただ静かに過ごした時間が、
今の自分を支えてくれている」

数か月後、ふとそう思い出すような旅になる——
そんな確信がありました。


🌿再起動は、いつだって“静かな場所”からはじまる

人生を変えるような出来事や、
新しい挑戦ばかりが「再起動」じゃない。

今回の旅が教えてくれたのは、
“なにもしない時間”が、なによりも豊かだったということでした。

  • 沈黙に包まれることで、心が整う
  • 予定を詰め込まないことで、自分の声が聞こえる
  • 一緒に過ごすだけで、言葉以上の絆が生まれる

🚪「また行こうね」と自然に言える旅がある幸せ

登別と洞爺湖は、
“観光するための場所”というより、
“戻りたくなる居場所”のような存在でした。

  • 日常が少し疲れたとき
  • 立ち止まりたくなったとき
  • 誰かと、もう一度静かに歩きたいとき

ふと思い出す場所があるというだけで、
人は少し、強くなれる気がします。


「また行こうね」

その言葉が、
特別な約束じゃなく、自然な感情として出てきたなら、

その旅はもう、“再起動”をくれた旅なんだと思います。





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