【釧路旅行記】霧の港町で過ごす癒しの二日間|湿原と海鮮と夕日のデート旅

湿原と海と夕日に癒される二日間 再起動の旅ログ

釧路湿原・和商市場・幣舞橋・阿寒湖温泉をめぐる、心ほどける1泊2日カップル旅


🌿はじめに|霧と静けさに包まれる、心ほどける旅の入口


「ねえ、何もしない旅って、ありだと思う?」

そんな彼女の一言から始まった、今回の旅。

行き先に選んだのは、北海道・道東の港町──釧路(くしろ)
この町には、なにか特別な観光地があるというより、
“空気そのもの”に癒される感覚 がありました。


🌫 霧とともにある港町、釧路の魅力とは?

釧路は「霧の街」として知られ、
その幻想的な雰囲気に包まれると、
まるで時間がゆっくり流れ出すような感覚を覚えます。

🌅 朝は港に立ちのぼる霧
🌿 昼は広大な湿原の静けさ
🌇 夕方には世界三大夕日と称される美しい黄昏

どの時間帯も、心をそっとほどいてくれる空間でした。


🧘‍♂️ 釧路は“何かをしない”ことを楽しむ場所

この旅のテーマは──
「特別なことをしない、贅沢な時間」

📍観光名所を詰め込む旅ではなく
📍行列グルメを追いかける旅でもなく
📍スケジュールに追われる旅でもない

ただ、ふたりでゆっくり歩いて、風を感じて、
景色を眺めて、静かに笑い合う──

💑 そんな旅のスタイルが、釧路にはぴったりだったんです。


🏞 日常の喧騒を手放すために、選んだ場所

筆者と彼女は、都会の慌ただしさに少し疲れていました。

💼 仕事に追われ
🚶‍♂️ 人の波に揉まれ
🕒 気がつけば「ちゃんと深呼吸する時間」すらなかったのかもしれません。

そんな私たちが釧路に求めたのは──
“自然の中で、心をまっさらに戻すこと”

・広がる湿原の風景に身をゆだね
・海と空の境界を眺めながら言葉を交わし
・静かに湯に浸かり、心をほぐす時間

🍃 そういった“間(ま)”を与えてくれる旅こそが、今の私たちに必要だったのです。


🎯 今回の旅は、こんな人におすすめ

この旅の記録は、こんな方にこそ読んでいただきたいと思っています。

  • 🤯 最近、心の余裕がないと感じている人
  • 🚇 人混みや都会の喧騒に疲れている人
  • 💕 パートナーと静かに寄り添う時間を持ちたい人
  • 🌄 派手な観光地より、癒しを求める旅がしたい人

釧路には、**「あえて予定を詰めない旅」**が似合います。


📖 ふたりで歩いた、癒しの1泊2日

この記事では、筆者と彼女が実際に過ごした
釧路での1泊2日の旅を、以下の内容でお届けします。

✅ 湿原の雄大な自然と、静寂の中のカヌー体験
✅ 海鮮天国!和商市場で作る“勝手丼”デート
✅ 世界三大夕日に選ばれた幣舞橋の夕焼け
✅ レッサーパンダに癒された釧路市動物園
✅ 阿寒湖の静かな温泉宿と、美味しい和会席
✅ カップルにぴったりのモデルコースや持ち物アドバイスも!


🧳「旅って、何かを“する”ことだけじゃない。
“何もしない”ことこそ、心に残る贅沢かもしれない。」

そんな気づきをくれた釧路の旅、
さっそく一緒に歩いていきましょう──✨



🚃釧路へのアクセス|どこから来ても“遠さ”が魅力に変わる道のり


🗺 釧路は“遠い”──でも、それが特別な旅に変わる魔法

北海道の東端に位置する釧路。
道内でもかなり“遠い”印象を持たれる場所かもしれません。

ですが──
✈️ 飛行機に乗って、数時間の移動を経てたどり着くからこそ、
🚉 その土地に降り立った瞬間の感動や空気の違いを、より鮮烈に感じられるのです。

「行くのがちょっと大変」だからこそ、
釧路に着いた瞬間の静けさと透明感は、心を揺さぶってくれるんですね。


✈️ 飛行機で行く:もっとも現実的で快適な手段

最もおすすめのアクセス方法は、やはり空路です。

💡主な発着便(2025年時点)

出発地所要時間航空会社
東京(羽田)約1時間40分ANA・JAL・AIRDO
大阪(伊丹)約2時間JAL(季節便あり)
名古屋(中部)約1時間50分JAL(季節便あり)

🛬 **釧路空港(たんちょう釧路空港)**は市内から少し離れていますが、
空港連絡バスやレンタカーを使えば、30〜40分ほどで市内中心部へアクセスできます。

✨ワンポイントメモ:

空港バスは飛行機の発着に合わせて運行されているため、乗り継ぎも安心です。


🚆 JRを使う:列車好きにはおすすめの鉄道旅

ゆっくりと景色を楽しみたい人には、JR利用も魅力的。
特に札幌からは特急「おおぞら」で向かうことができます。

🚄特急「おおぞら」情報(札幌 → 釧路)

  • 所要時間:約4時間
  • 運賃:約9,500円(自由席)
  • 本数:1日6本程度(2025年現在)

🪟移動中は十勝平野や原生林など、北海道らしい風景をたっぷり楽しめるのが魅力です。

✨おすすめポイント:

「あえて時間をかけて行く旅」こそ、釧路という静寂の地には似合うのかもしれませんね。


🚗 レンタカーで巡る:自由気ままに旅したい人向け

釧路市内や周辺観光をしっかり楽しむなら、レンタカーは非常に便利です。
とくに湿原・阿寒湖・動物園など、広域エリアをまわるには最適。

✅おすすめの使い方:

  • 釧路空港でレンタル → 阿寒湖・釧路湿原を自由にドライブ
  • 雨の日や時間の制約があるときに柔軟に行動できる
  • 冬季の移動も暖房付きの車で快適!

📍ただし冬季は道路状況に注意し、スタッドレスタイヤ装着車を選びましょう。


💡交通手段の選び方:旅スタイル別おすすめ一覧

旅スタイル交通手段おすすめポイント
時間重視カップル飛行機+空港バススムーズに観光開始できる
のんびり派JR特急「おおぞら」景色を楽しみながら移動可能
アクティブ派レンタカー移動の自由度が高い&観光の幅が広がる

🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:今回の旅も、釧路空港からレンタカーで移動しましたが、道が広くて運転しやすく、旅の自由度がぐっと広がりました!

行動例:羽田→釧路空港→空港バスでホテル直行→昼食後、市内散策スタート

注意点:空港バスの本数に余裕があるとは限らないので、事前チェックをおすすめします



🌾釧路湿原|細岡展望台とカヌー体験で味わう静寂と生命の鼓動


🌅 細岡展望台から見渡す、日本最大の湿原

釧路湿原は、日本で最も広大な湿地帯として知られ、
面積はなんと約22,000ヘクタール。東京23区の約1.5倍にも相当します。

その中心に位置するのが「細岡展望台」。
釧路駅から車で約30分、細い山道を登ると、目の前に広がるのは──

🟢 緑が帯状に続く広大な湿原
🟦 蛇行する釧路川の静かな流れ
🌄 霞んだ山並みと遠くまで続く空のグラデーション

この景色を初めて見たとき、彼女がポツリとつぶやいた言葉が印象的でした。

「わぁ……ここだけ時間が止まってるみたい」

静けさと広がりが、心にすっと染み込む瞬間でした。


🛶 カヌー体験|音のない世界に身をゆだねる

展望台での絶景を楽しんだあとは、
釧路川をゆったり進むカヌー体験がおすすめです。

ガイド付きのプランに参加すれば、
初心者でも安心して楽しむことができます。

📌基本情報:

  • 所要時間:約90分(移動含むと約2〜3時間)
  • 料金目安:5,000〜6,000円/人
  • 開催場所:塘路湖〜細岡エリアが人気

カヌーに乗って川に出ると──
🌬 聞こえるのは、風の音、鳥のさえずり、水の流れる音だけ。
🚫 生活音もBGMも一切ない、究極の「無音の世界」です。

「喋っちゃうのがもったいないね」
と笑い合ったあの時間が、どこよりも豊かに感じられました。


🦢 湿原の中に広がる命の鼓動

カヌー体験中は、タンチョウヅルやエゾシカ、カワセミなどの
貴重な動植物を間近に見られるチャンスもあります。

見られる動物特徴
タンチョウヅル釧路湿原の象徴。運が良ければつがいで見られることも
エゾシカ水辺や林の中を優雅に歩く姿に感動
カワセミ青く輝く体で川をスーッと飛ぶ姿が美しい

✨ この「静寂の中にある生命の躍動感」が、釧路湿原最大の魅力なんです。


💡 釧路湿原に行くなら知っておきたい3つのポイント

  1. 午前中の訪問がおすすめ
     朝霧が立ちこめる時間帯は、幻想的な風景を堪能できます。
  2. 双眼鏡があると100倍楽しい
     展望台やカヌーから野鳥や動物を観察できます。
  3. 虫対策を忘れずに!
     夏場は蚊やブヨが出やすいので、虫除けスプレー必携です。

🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:彼女が「静けさって、こんなに贅沢なんだね」と言ったのが印象的でした。言葉がいらない時間、まさに大人の旅の醍醐味でした。

行動例:朝9時に釧路を出発→細岡展望台→10:30カヌー体験→13:00頃に和商市場へ

注意点:天候によってカヌーは中止になる場合あり。事前に催行可否を確認しましょう



🍣和商市場|笑顔があふれる“勝手丼”体験の魅力とコツ


🛍 市場デートって、こんなに楽しかったっけ?

釧路駅を出てすぐ目の前にある「和商市場(わしょういちば)」。
地元の人だけでなく、観光客にも愛されるスポットで、活気と温かさがあふれる場所です。

市場の中を歩いていると──
🦀 カニがズラリと並び、
🐟 お刺身がキラキラ光っていて、
👩‍❤️‍👨 ふたりで「おいしそう〜!」って言いながら指さして笑って。

まさに、五感が刺激される市場デートなんですよね。


🍚 これぞ釧路名物!“勝手丼”ってなに?

和商市場といえば、なんといっても有名なのが「勝手丼」。

その仕組みはとってもシンプル👇

  1. ご飯だけを販売しているコーナーで「白ごはん」を買う(小〜大までサイズあり)
  2. 市場内を回りながら、好きなお刺身や海鮮ネタを自分の好きなようにのせていく
  3. 完成した“自分だけの丼”をその場で食べる!

🎉 これが本当に楽しいんです!

彼女とふたりで「どれ乗せる?」「これ絶対映えるよ!」なんてワイワイ言いながら、
・ホタテ
・イクラ
・炙りサーモン
・ウニ
をトッピングして、自慢の丼ができあがりました💕


📸 “勝手丼”はインスタ映え&思い出づくりに最高

勝手丼は、自分で選んだものをその場で盛り付けるスタイルなので、
その過程がすでにエンタメなんです。

しかも、海鮮ネタがどれも新鮮でピカピカ✨
カップルで競い合うように「どっちの丼が美味しそうか選手権」なんてやっても楽しいですよ。

✔️ 写真を撮るタイミング:ネタを全部のせ終わった直後がおすすめ!
✔️ ネタの配置も工夫して、彩り豊かにすると映えます♪


💰 相場と料金の目安は?コスパはいい?

項目内容
ごはん代小:200円〜/大:300円〜
ネタ代1品100〜500円(種類によって変動)
丼の合計約1,200〜2,000円(人によって変わる)

💡 ネタを選びすぎると、思いのほか金額がいくので、
あらかじめ「今日は2,000円以内で勝負!」と決めておくのもアリです。


🧠 勝手丼を楽しむ3つのコツ

  1. まずは市場をひととおり歩いてリサーチ!
     どんなネタがあるか見てから、ごはんを買うのがベストです。
  2. 最初に盛りすぎない!
     序盤で高級ネタを選ぶと、後半に選択肢が狭まるかも?
  3. シメのとろろ昆布・わさび醤油で味変を楽しもう!
     ラストに味の変化をつけると、さらに満足度アップですよ。

🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:ふたりで「どっちの丼が映えるか?」って遊びながら盛りつける時間が、想像以上に楽しかったです。市場デートって、こんなに盛り上がるものなんですね✨

行動例:午前中の釧路湿原体験のあとに市場へ → 勝手丼で昼食 → その後幣舞橋へ

注意点:14時を過ぎるとネタが少なくなることもあるので、早めの訪問がおすすめです



🌇幣舞橋の夕日|世界三大夕日、その理由が分かった瞬間


🌍 釧路の夕日は、なぜ「世界三大夕日」と呼ばれるの?

「世界三大夕日」といえば、
⛩ 釧路(日本)
🌴 バリ島(インドネシア)
🌇 マニラ湾(フィリピン)

──この3つが挙げられます。

中でも釧路の夕日は、湿原・川・海・空が織りなす風景と、
日没に向かうにつれて刻一刻と変化する空のグラデーションが、圧倒的な美しさなんです。

📸 どこまでも穏やかで、そしてどこか切なくて、
まるで1枚の絵画のような夕景に、ふたりとも見入ってしまいました。


🧭 夕日を見るなら幣舞橋がベストスポット!

釧路市街を流れる釧路川に架かる「幣舞橋(ぬさまいばし)」。
ここが、夕日鑑賞の定番&人気スポットです。

🌅 日が沈みはじめると、川面に反射した光が揺れて、
空と水の色がゆっくりと変わっていきます。

オレンジ、ピンク、紫、青……
そのグラデーションは、見ているだけで心がほどけていくような美しさでした。


💑 ふたりで座って、ただただ“ぼーっとする時間”

日没の30分前にはベンチを確保して、
川沿いに座って静かにそのときを待ちました。

そして、いよいよ太陽が沈んでいく瞬間──

「こんなきれいな夕日、生まれて初めて見たかも」

彼女がそう言ったとき、思わず手をぎゅっと握ってしまいました。

言葉ではなく、**“沈黙の共有”**こそが、釧路の夕景のなかではもっとも自然なコミュニケーションだったんです。


📷 写真もいいけど、“目に焼き付ける”ことの価値

幣舞橋の夕日を見に来た人たちの多くが、スマホやカメラを手にしています。
でも、筆者たちはあえてスマホをしまって、じっと景色を見つめてみました。

🔸 日常ではつい記録を優先してしまいがちだけど、
🔸 心にしか残せない風景って、きっとあると思うんです。

釧路の夕日は、そんな“記録より記憶”を大切にしたくなるような時間でした。


🕓 幣舞橋で夕日を見るためのタイムテーブル

時間帯やること
16:30頃現地到着&ベンチ確保
17:00〜17:30空がオレンジに染まり始める
17:30〜18:00太陽が沈み、海と空が溶け合う
18:00以降余韻に浸りながら、ゆっくり市街地へ戻る

💡 季節によって日没時間は異なるため、訪れる前に必ず確認しておくと安心ですよ。


🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:夕日って、こんなにも心に染み入るものだったんですね。彼女と静かに過ごしたこの時間が、旅の中で一番「言葉にできない思い出」になりました。

行動例:14時までに和商市場で食事 → 15時以降はゆったりカフェ or 散歩 → 16:30幣舞橋へ移動

注意点:夕方は冷え込むこともあるので、羽織りものを1枚持っていくと快適です



🦝釧路市動物園|レッサーパンダと過ごす癒しの午後デート


🐾 街の喧騒を離れて、ゆったり動物とふれあう時間

旅の2日目、釧路湿原や夕日の余韻を感じながら、
午後は少し雰囲気を変えて、**「釧路市動物園」**へ。

この動物園、北海道で一番広いんですよ!
しかも、全体が森の中に溶け込むような設計で、
動物たちも来園者も、どこかのびのびしている感じがとっても印象的でした。

👫 ふたりで手をつなぎながら、のんびり園内をお散歩するだけで、
どこか心までゆるんでいくような、そんな時間が流れていました。


🦝 レッサーパンダの木登りが、可愛すぎる件!

釧路市動物園といえば、レッサーパンダの森がとにかく大人気。

木の上で器用に歩いたり、
木の枝のあいだからひょっこり顔を出したり……。

彼女はもう夢中になって、
📷「うわ〜っ、かわいすぎる〜!」と叫びながら、10連写以上してました(笑)

レッサーパンダたちは、見ているだけで心がとろける存在。
ふたりで「こっち向いた!」「あ、今ジャンプした!」なんて話しながら、
気がつけば、1つの展示で20分以上過ごしていました💕


🐘 他にも見どころ満載!ゆっくり楽しめる園内構成

レッサーパンダ以外にも、たくさんの動物たちが迎えてくれます。

エリア主な動物たち特徴
大型動物ゾーンホッキョクグマ、ライオン、アムールトラなど間近で迫力ある姿が見られる
鳥類ゾーンフラミンゴ、オオワシ、ペンギンなどカラフルで優雅な動きにうっとり
小動物コーナーモルモット、ヤギ、ウサギなど小さなお子さまにも人気の癒し空間

動物との距離が近く、写真も撮りやすいのが魅力ですね📸

🌳 しかも敷地が広いので、人混みを感じずに
“自然の中を歩くような感覚”で動物園を楽しめるんです。


🍦 アイス片手に、休憩しながら園内デートを

園内には軽食コーナーやベンチが多く設置されていて、
ちょっとひと息つきながらまわれるのも嬉しいポイント。

☕ おすすめは、地元の牛乳で作った「ソフトクリーム」。
ほんのり甘くて、口どけなめらか。歩き疲れた身体にぴったりですよ♪

ゆったり座って「次どこ行こっか〜」なんて話してる時間も、
旅の醍醐味だったりするんですよね。


📌 基本情報とおすすめの回り方

  • 🕒 開園時間:9:30〜16:00(冬期は15:30まで)
  • 🎫 入園料:大人580円、小人(中学生まで)無料
  • 📍 アクセス:釧路駅から車で約30分/バスも運行あり

✅ おすすめの回り方

  1. まずはマップをチェックして「見たい動物TOP3」を決めておく
  2. レッサーパンダは午前〜午後早めが活発でかわいい♪
  3. 休憩ポイントもこまめに取って、のんびり満喫するのがコツ

🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:レッサーパンダに癒された彼女の笑顔が、今でも忘れられません。こういう“ゆるやかな午後の時間”があると、旅に深みが出るんですよね🌿

行動例:ホテルをチェックアウト → 動物園でランチ兼ねたのんびり観光 → 阿寒湖温泉へ出発

注意点:午後になると日差しが強くなることもあるので、日傘や帽子があると便利です



♨️阿寒湖温泉|静寂と美食で心をほどく、湖畔の大人ステイ


🌌 釧路市街から、ひと足のばして“森と湖の温泉郷”へ

釧路市街から車で約1時間──
緑豊かな山あいの道を進むと、
ひっそりと静けさに包まれた**「阿寒湖温泉」**が現れます。

🌲 周囲は森に囲まれ、
💧 透き通る湖面が穏やかに揺れ、
🐾 野鳥のさえずりと葉擦れの音が、耳を優しくくすぐる。

ここはまさに、**“五感で癒される場所”**なんですよね。


🛏 湖畔の温泉宿で過ごす、何もしない贅沢

筆者と彼女が泊まったのは、阿寒湖沿いに建つ露天風呂付きの温泉宿。
チェックインを済ませると、館内にはヒノキの香りがふんわり漂い、
すでに癒しのスイッチが入っていました。

部屋の窓からは阿寒湖が一望できて、
🌙 日が落ちていくにつれて、湖面が夕闇にとけていく──。

露天風呂に身を沈めると、
✨ 湯けむり越しに見える星空と、月に照らされる湖の静けさに、
ふたりとも自然と黙ってしまって、ただただその時間を味わいました。

「言葉、いらないね」
彼女がぽつりとつぶやいたあの瞬間、
本当に“心からほぐれる”って、こういうことかもしれないと思いました。


🍱 地元食材を堪能!美食の和会席ディナー

温泉のあとは、お楽しみの夕食。
阿寒湖温泉では、地元の幸をふんだんに使った和会席が堪能できます。

📋 夕食で出てきた料理の一例:

  • 前菜:エゾシカの燻製、地元野菜のお浸し
  • 刺身:ヒメマス(阿寒湖名物)・サーモン・ホタテ
  • 煮物:じゃがいもと根菜の旨煮
  • 焼き物:道産牛の陶板焼き
  • デザート:ハスカップのムース&抹茶羊羹

🍶 地酒との相性も抜群で、ふたりで「どれが一番おいしかった?」なんて会話しながら、
穏やかな夜がゆっくり更けていきました。


🌄 翌朝は、湖畔をそっと散歩してリセットタイム

朝、目が覚めると、湖畔にうっすら霧がかかっていて、
まるで絵本の中にいるような幻想的な景色。

ふたりで軽く羽織をまとって外に出て、
🍃 阿寒湖のほとりをゆっくりお散歩。

ひんやりした空気と、鳥の鳴き声、
湖面を泳ぐカモたちの姿に、また少し心が静まっていく感覚がありました。


🛍 小さな思い出|マリモキーホルダーのおそろい

帰り道、阿寒湖温泉の商店街にあるお土産屋さんで、
🟢 小さな「マリモのキーホルダー」をおそろいで購入。

「また、こういう旅ができたらいいね」

彼女がぽつんとそう言った一言が、
この旅の終わりを優しく包んでくれました。


📌 阿寒湖温泉の基本情報

項目内容
宿泊相場1泊2食付き 12,000〜20,000円/人(季節により変動)
アクセス釧路駅から車で約1時間/阿寒バスも運行あり
泉質ナトリウム・カルシウム−塩化物泉(筋肉痛・冷え性・疲労回復に効果)
おすすめ時期秋の紅葉シーズン・冬の雪見風呂も格別!

🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:阿寒湖温泉で過ごしたこの時間は、釧路の旅を“ただの観光”ではなく、“心の旅”にしてくれました。静けさと自然、温泉と人の優しさに包まれて、また訪れたいと思える場所です。

行動例:15:00チェックイン → 温泉 → 夕食 → 湖畔散歩 → 翌朝ゆったり朝風呂

注意点:冬場は雪道運転が不安な方は送迎付きプランがおすすめです



🛍旅のちいさな思い出|マリモキーホルダーと朝の湖畔散歩


🌄 朝の阿寒湖、霧と静けさに包まれた幻想の風景

朝の阿寒湖は、まるで夢の中にいるようでした。

薄くかかった霧が湖面にふわりと漂い、
風も音もなくて、ただ景色だけがそこにある──そんな朝。

ふたりでゆっくり歩いた湖畔は、
昨日のにぎやかさが嘘のように静まり返っていて、
👫 言葉を交わさなくても伝わる“穏やかさ”がありました。

この時間だけは、日常のすべてを遠ざけてくれるような不思議な空間だったんです。


👫 見つけたのは、小さな丸い“思い出のかけら”

お散歩の帰り道、温泉街の小さなお土産屋さんに立ち寄りました。
店先に並んでいたのは、阿寒湖名物「マリモ」のキーホルダー。

🟢 直径2センチほどの、まんまるの緑色。
ガラスケースの中でころころ転がっているその姿に、彼女がふと立ち止まりました。

「これ、おそろいで買わない?」

何気ないそのひとことが、なんだかとても嬉しくて。
ふたりでひとつずつ選んで、ホテルの鍵に早速つけました🔑

高価なものじゃなくても、
その場の気持ちがこもった“ちいさなもの”って、
ずっと心に残るんですよね。


💡 旅のお土産って、形より“意味”が残るもの

旅先で買うものって、
つい名産品やおしゃれなものに目がいきがちだけど──

💬 一緒に過ごした時間の証
💬 ふたりの会話や笑いが詰まったもの
💬 “あのとき”の感情を呼び起こすもの

そういったものこそが、**ほんとうの意味での「旅のお土産」**だと思います。

小さなマリモキーホルダーを見るたびに、
朝の湖畔や、彼女の笑顔、露天風呂での静けさがふわっと蘇ってくるんです。


🎒 ちいさな旅のかけらを、大切に持ち帰るということ

旅行は、どれだけ豪華なプランだったかよりも、
「心に何が残ったか」で満足度が決まるのかもしれません。

・誰と
・どこで
・どんな気持ちで過ごしたか

そして──
🌱 その思い出を、そっと手のひらに包んで持ち帰ることができるかどうか。

マリモのキーホルダーは、
そんな「旅の意味」を気づかせてくれた、かわいいお守りのような存在でした💕


🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:ふたりで選んだマリモのキーホルダーは、いまでも筆者のカギに付いています。旅の思い出は、心の中だけじゃなく、こうして“日常の中に持ち帰ること”もできるんですよね✨

行動例:朝7時に湖畔散歩→8時にお土産屋さんへ→チェックアウト前に荷物整理&お別れのコーヒータイム

注意点:朝早い時間はお土産屋さんがまだ開いていないこともあるので、営業開始時刻を事前に確認すると安心です



📷おすすめモデルコース|1泊2日で満喫!釧路カップル旅プラン


🗓 Day1|心をほどく「癒しのはじまり」編


🚉 10:00|釧路駅に到着、やさしい風が迎えてくれる

朝の便で釧路駅に到着。改札を抜けた瞬間、
ふわっと肌に触れる空気がもう、都会とは違っているのがわかります。

「空、広いね」
そう彼女がつぶやいたのが印象的でした。

釧路の旅は、駅を出た瞬間から“癒し”が始まるんですよね。


🌾 11:00|釧路湿原・細岡展望台へ|静寂と雄大さに包まれる

駅から車で約30分、道道を抜けてたどり着くのは、
どこまでも広がる緑と蛇行する釧路川を見渡せる「細岡展望台」。

ここでは、**“喋るのがもったいない景色”**に出会えます。

空と大地のあいだにぽっかり浮かんだような感覚で、
ふたりでそっと手を繋いで、ただ景色を眺めていました。


🛶 12:00|カヌー体験|水面と風だけの贅沢な時間

川に下りてカヌーに乗りこむと、
風の音と鳥の声以外、何も聞こえない世界が広がります。

目を閉じれば、
🌬 水の揺れ、太陽のあたたかさ、自然のリズムが全身を包み込んで──

「こんな時間があるなんて、知らなかった」

彼女がつぶやいたその声も、水面に溶けていきました。


🍣 14:00|和商市場で勝手丼デート|五感で楽しむ昼ごはん

湿原から釧路市街に戻って、駅そばの「和商市場」へ。

ここでは、白ご飯を買って、好きなネタを選んで乗せる“勝手丼”体験!
ホタテ、イクラ、炙りサーモン……✨

彼女と丼を見せ合いながら、笑いあった時間は
食事というより、遊び心あふれる旅のイベントでした。


☕ 15:30|カフェでひと休み|午後の余白を味わう

市場近くのカフェで、旅の途中のティータイム。

📖 コーヒーの香りに包まれながら、
ふたりで「さっきのカヌー、よかったね」「また来たいね」なんておしゃべり。

釧路の午後は、時間の流れがとってもやさしいんです。


🌇 16:30|幣舞橋で夕日鑑賞|世界三大夕日を、となりで見る

夕日を待つため、幣舞橋のベンチにふたりで座ってスタンバイ。
徐々に空がピンクとオレンジに染まり、川面が光を反射して揺れ始める。

「この景色、ずっと見ていたいね」

そう彼女が言って、そっと手を握り返してきた時間。
**それは、ただの“景色鑑賞”じゃなくて、心が通う“体験”**でした。


♨️ 18:30|阿寒湖温泉へ|湯けむりの中で静かにととのう

車で1時間、静寂の中にたたずむ阿寒湖温泉へ。
チェックインを済ませたら、
🌙 湖を眺めながらの露天風呂で、ほぅ…とため息が出るような解放感。

この時間だけは、
「日常もSNSも忘れていい」と思わせてくれる、
心のデトックスタイムでした。


🍱 19:30|和会席ディナー|地元の味で満たされる夜

夕食は、道産の新鮮な素材を使った和会席。
どれも丁寧に調理されていて、目でも舌でも楽しめる贅沢なひととき。

お酒もほんの少しだけ飲んで、
「どれがいちばん美味しかった?」って話しながら笑い合う──
ふたりの距離が、さらに近づいた夜でした。


🗓 Day2|旅の余韻を味わう「静かな朝」編


🌄 7:00|朝の湖畔を散歩|言葉より静けさが似合う時間

窓の外には、霧のベールをまとった幻想的な阿寒湖。

羽織を着て、手をつないで湖畔を歩く。
風も音もなくて、まるで時間が止まっているかのようでした。

🕊 鳥のさえずりや、水面のきらめきに包まれて、
言葉のいらない幸せが、そこにはありました。


🛍 8:30|おそろいのマリモキーホルダー|旅の記憶を手のひらに

お土産屋さんで見つけた、丸くて小さなマリモのキーホルダー。
「これ、おそろいにしよっか」って彼女が言ってくれたその一言が、
今回の旅の“締めくくり”のように感じました。

🌱 たった数百円でも、
この旅の記憶が詰まった“かけら”として、今も手元に残っています。


🚗 10:00|チェックアウト|また、こんな旅ができたらいいね

ホテルを後にするとき、なんだか言葉少なになったふたり。

でもそれは、心の中に**たくさんの「満たされた感情」**が残っていたから。
旅が終わっても、
🧳 心の中には“釧路の静けさ”と“ふたりの時間”が、
しっかりと残り続けていました。



🚗交通アクセス完全ガイド|釧路への道のりも、すでに旅の一部です


✈️ 飛行機でひとっ飛び!空の上から始まる“遠くて近い旅”

北海道の東、道東に位置する釧路は、東京や関西からはやや距離がある場所。
でも、その“遠さ”こそが──釧路を特別な場所にしてくれるんです。

羽田空港を飛び立って1時間40分、
🛫 雲を抜けて道東の広大な大地が窓の外に広がってきた瞬間、
「やっと日常から解き放たれた」そんな感覚になれるんですよね。

📍主要路線と所要時間(2025年時点)

出発地所要時間航空会社
東京(羽田)約1時間40分ANA・JAL・AIRDO
大阪(伊丹)約2時間JAL(季節便)
名古屋(中部)約1時間50分JAL(季節便)

機内では彼女とおしゃべりしたり、
旅行雑誌をめくったり、早くも「旅の気分」が高まるひととき。

「この飛行機がどこか遠くへ連れてってくれる」
そんなロマンを感じられるのも、空の旅ならではの魅力です✈️✨


🛬 たんちょう釧路空港から市内へ|バス移動すら癒しの時間

飛行機が着陸して、滑走路の向こうに広がる草原と林を見たとき、
「北海道に来たなぁ…」としみじみ感じるはずです。

釧路空港から市内までは、
🚌 空港連絡バスで約45分ほど。これがまた、いい時間なんです。

バスの窓からは、
🌲 北海道らしい平原や、点在する牧場、森の道が流れていき、
会話も少しずつ“非日常”のテンポに変わっていくような気がしました。

「のんびりしてて、なんだか時間の流れが違うね」
彼女のこのひとことが、すべてを物語っていました。


🚆 JR特急「おおぞら」で向かう旅|のんびり派には鉄道もおすすめ

札幌から釧路へは、特急「おおぞら」で約4時間。

🚉 車窓から見える景色は、
青々とした原生林、丘陵の牧草地、時にはシカの姿もちらり。

のんびりとしたリズムで揺れる列車の中で、
ふたり並んで缶コーヒーを片手に本を読んだり、
「今夜の夕飯どうする?」なんて相談するのも楽しい時間。

💡特急「おおぞら」情報:

  • 所要時間:約4時間
  • 運賃:約9,500円(自由席)
  • 本数:1日6本程度(2025年現在)

🚃 列車は少し時間がかかるけれど、
「移動そのものを味わう旅」にはぴったりの選択肢です。


🚗 レンタカーで自由旅|道東の絶景を走りながら感じて

釧路周辺は観光地が点在しているため、レンタカーがあると旅の自由度が格段にアップします。

特に、釧路湿原・阿寒湖・摩周湖エリアなどは、
バスではアクセスが難しいスポットもあるため、車移動がベスト。

🚙 ドライブ中に見えるのは、
信じられないくらい広い空とまっすぐな道、
そして、時折ふっと現れるエゾシカの姿。

助手席の彼女が、

「この道、どこまでも続いてそうだね」
と笑顔で話す横顔も、旅の風景のひとつになりました。


💡旅スタイル別:おすすめ交通手段の選び方

こんなカップルにおすすめ移動手段特徴
時間を有効に使いたい飛行機+バスすぐに観光に入りやすい。体力も温存できる
景色をのんびり楽しみたいJR特急車窓の風景と会話が楽しめるゆるやかな旅路
自由にまわりたいレンタカースケジュールに縛られず、好きな場所で寄り道できる

🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:移動時間すらも「旅の一部」として楽しめるのが釧路の魅力です。遠くにあるからこそ、たどり着いたときの感動が何倍にもふくらむんですよね。

行動例:羽田発の朝便で釧路へ→空港からバス→午後から湿原観光スタート

注意点:空港バスやJRの本数は少ないため、事前の時刻確認は必須



🎒旅の持ち物アドバイス|釧路旅を快適にする持ち物チェックリスト


🧭 持ち物で旅の“質”が決まるって、知ってましたか?

釧路のような自然豊かで静かな場所を旅するとき──
本当に大切なのは、「足りないと不便になるから」ではなく、
**「持っていることで旅そのものが心地よくなる」**という視点。

✅ 雨上がりにベンチで座るとき
✅ 朝の湖畔でふたり並んで散歩するとき
✅ 夜の冷たい風のなかで夕日を見つめるとき

…そんな一瞬一瞬が、ほんのひと工夫で“思い出の質”ごと変わってしまうんです


👚 服装・気温対策|釧路の風は思ったより涼しいんです

✅ 羽織れる長袖(ウィンドブレーカーやカーディガン)

釧路は夏でも最高気温20℃前後。朝晩は肌寒く感じることもあるので、
軽く羽織れる1枚があると、夕暮れの幣舞橋や朝の阿寒湖散歩がぐっと快適になります。

彼女が肩をすくめたとき、サッと羽織を貸せたら…ちょっといい雰囲気になりますよね💗

✅ 歩きやすい靴(防水タイプだとベスト)

釧路湿原の展望台や動物園など、自然のなかを歩くシーンが多い旅。
ぬかるみや砂利道に対応できる靴は、想像以上に活躍してくれます。

👟 スニーカーに防水スプレーをかけておくと安心!


👜 あると快適!旅の快適度を上げる“気の利いたアイテム”

✅ コンパクトブランケット(車移動&屋外で重宝!)

カヌー体験の前後や、夕方のベンチ、ホテルでのくつろぎ時間に活躍。
彼女と肩を寄せ合って包まるだけで、心まであったかくなりますよ💗

✅ モバイルバッテリー(写真をたっぷり撮る旅には必須)

絶景を前に「スマホの電池が…!」なんてことにならないよう、
ポケットサイズのモバイルバッテリーがあると安心です📱

✅ 湿度ケアグッズ(リップ・ハンドクリーム)

釧路の空気は澄んでいて乾燥気味。
特に秋〜冬は唇や指先がカサカサしがちなので、保湿アイテムはあると便利。

💄 小さなケアが、旅先での快適さを大きく左右するんです。


💑 カップル旅で“持っててよかった”小さな工夫

✅ ミニ三脚 or セルフィースティック

釧路湿原・夕日・温泉宿…どこを切り取ってもフォトジェニックな景色。
誰かに頼まず、ふたりだけの自然な写真が撮れるアイテムは重宝します。

「また一緒に見返したいね」って言える写真、ちゃんと残しておきたいですね📸

✅ プチサプライズ用の小物

手紙、お菓子、ちょっとしたアクセサリー…。
旅先でさりげなくサプライズを仕込んでおくと、
いつもよりちょっと特別な思い出になります💍


🧴 釧路旅ならではの“あると助かる”アイテム集

アイテム理由・使えるシーン
虫除けスプレー夏〜秋は湿原や湖畔で蚊やブヨ対策に必須!
レインウェア or 折りたたみ傘霧や小雨が多い釧路では、雨対策はマスト
サングラス曇っていても紫外線が強い日が多め
エコバッグお土産や市場での買い物に大活躍

🧳 荷物はできるだけコンパクトにしつつ、
“あると便利”をしっかり押さえることで、心の余裕も生まれます。


🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:ふたり旅では、「自分のため+相手のため」を想定した持ち物選びが大切だと感じました。荷物の中身には、思いやりとワクワクが詰まっているんですよね🎒

行動例:前日夜に服装と持ち物の最終確認→移動中も手元でこまめに出し入れできるように分けてパッキング

注意点:釧路の気候は変わりやすいので、当日の天気予報は念入りにチェックして対策を



🧘‍♀️“間”の旅とは|「何もしない時間」が心に残る理由


🕰 旅の記憶に残るのは、意外と“何もしなかった時間”だった

釧路の旅を振り返ってみて、
一番心に残っている瞬間はどこだっただろう?と考えると──

観光スポットでも、グルメでも、絶景でもなく、
「ただ、ふたりで黙って座っていた時間」だったように思います。

幣舞橋での夕日、カヌーの上での無言、
湖畔の散歩でのゆっくりとした足取り。

言葉がなくても、気持ちがちゃんと通じ合っていた時間。
それが、旅の本当のごほうびだったのかもしれません。


🌿 予定の“間”が、心の深呼吸になる

旅のプランをしっかり立てることは大切。
でも、スケジュールをびっしり詰め込むよりも、
1日の中に**「あえて何も入れない時間」**をつくると、旅の質が変わります。

  • カフェでふたり静かに過ごす30分
  • 湿原を眺めながら、ただ風の音に耳を澄ませる時間
  • ホテルのラウンジで、本を読みながら過ごす夕暮れどき

そんな「余白」のある時間こそ、
心の奥にまで届いてくるんですよね。

「なんか、この感じ、いいよね」
そう自然にこぼれた彼女の一言が、何よりもうれしかったんです。


🛌 旅を“快適”にするのではなく、“豊か”にするということ

私たちは、旅をするとつい「何かを得よう」「全部回ろう」としてしまいます。

でも、本当に心に残るのは、
💬 誰かと話すでもない、
🎯 目的があるでもない、
ただそこに“身をゆだねる”ような時間。

  • それは温泉で目を閉じている時間かもしれないし
  • 展望台で風に吹かれている時間かもしれないし
  • レッサーパンダの動きを見ながら微笑む時間かもしれない

こうした“間”のひとときが、旅を単なるイベントから、
“心の体験”に変えてくれるのです。


💡「何もしないこと」を肯定できる旅こそ、大人の贅沢

大人になると、効率とか成果とか、
“何かしていないといけない”というプレッシャーに縛られがち。

でも、釧路の旅では──
その真逆にあるもの、「何もしないこと」がいちばんの贅沢だと気づかされました。

空白を怖れず、むしろ抱きしめるような旅。
それが、心に静かに灯をともしてくれるんです。


🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:「何もしなかった時間」を振り返ったとき、それが旅の中でいちばん満たされた瞬間だったと気づきました。旅は、空白を恐れずに楽しむもの。釧路は、そんな旅の価値を教えてくれる場所です。

行動例:「観光+フリータイム」の組み合わせで、余白を1日2回ほど設ける

注意点:予定が空白でも不安にならず、「この時間こそが癒し」ととらえることがポイントです



📝まとめ|旅で感じたこと、釧路がくれた癒しの本質


🌫 「ただそこにいるだけ」で、心がほどける時間があった

釧路を旅して感じたのは、
「何かをする」ための場所ではなく、
「何かから離れる」ための場所だということでした。

✅ 湿原の静けさ
✅ 夕日のあたたかさ
✅ 温泉のぬくもり
✅ マリモのまるさ

そのどれもが、特別な言葉を使わずに
“心を包み込むようなやさしさ”を持っていたんです。


👩‍❤️‍👨 ふたりで分け合った、言葉にならない旅の記憶

振り返ってみると──
この旅でいちばん多かったのは、「沈黙」だったかもしれません。

でもその沈黙は、不安や退屈の沈黙ではなくて、
💗 **「気持ちが通じている安心の沈黙」**でした。

  • 幣舞橋でただ座っていた時間
  • カヌーの上で川を眺めていた時間
  • 温泉で肩を並べていた時間

どれもが、言葉を超えたコミュニケーションになっていて、
ふたりの距離が少しずつ、だけど確実に近づいていった旅だったんです。


🌲 釧路という場所が、心に残る理由

じゃあ、なぜ釧路だったのか──

それはやっぱり、
この街に流れる**「間」や「静寂」や「奥行き」**が、
現代の日常に足りないものを補ってくれるからだと思います。

📍 騒がしくない
📍 混んでいない
📍 見栄えを競わなくていい
📍 ただ、自分のペースで過ごせばいい

そんな旅が許される街って、実はすごく貴重なんですよね。


🧳 また、きっと戻ってくると思う

釧路の旅を終えて、
ふたりのあいだに「何かが変わった」わけではないけれど──

「また、こういう旅ができたらいいね」

という彼女のひとことに、すべてが込められていた気がします。

次にこの町を訪れるとき、
また違う季節で、また違う気持ちで、
それでも変わらず、静かに迎えてくれるのが釧路なんだろうなと思います。


🧳 行動例・注意点・筆者の一言

筆者の一言:この釧路旅は、“観光”より“感覚”を大切にできた時間でした。静かな場所に行くこと、それだけで人はこんなにも癒されるのだと、初めて知ったような気がしています。

行動例:旅のあと、スマホの写真をふたりで眺めながら、何気ない会話をもう一度思い出す

注意点:癒しの旅には「焦らない」ことが一番大切。時計を見る回数を減らすだけで旅の質は変わります



💭しめくくり|次に行くとしたら、誰とどんな旅にしたいですか?


🌠 旅の終わりは、次の旅のはじまりかもしれない

釧路の空気、湿原の静けさ、
夕日が沈む川沿いで、ただ並んで座っていたあの時間。

ふたりで話したこと、
話さなかったこと、
手をつないだときの温度。

それらがぜんぶ、
「また、こんな旅をしたい」と思わせてくれる理由になっていました。


🗺 地図には載っていない“心の目的地”を探す旅へ

旅の価値って、
有名スポットを巡ることじゃないし、
SNSで映える写真を撮ることでもない。

💬 誰と、どんな空気を吸って、どんな気持ちで歩いたか。
🌿 その時間が、何を教えてくれたか。

たとえ何も特別なことをしなくても──
「また来たい」って思えたら、
その旅は間違いなく、心のどこかに“灯”を残した証拠なんですよね。


💞 もし、次に旅に出るとしたら…

今度は、どんな風景を見たいですか?

誰と、その景色を分かち合いたいですか?

自分に、どんな言葉をかけてあげたいですか?

旅の終わりは、いつも静かでやさしくて──
だけどきっと、次の旅へとつながる小さな扉。

釧路のような、
「何もないことが、いちばん贅沢」な旅を、
また、誰かと、ゆっくり歩いてみたくなりました。


✨ ふたりで見た風景は、
ずっと心の中で、静かにゆれている。

またいつか、あの夕日のベンチで。
もういちど、となりで笑いあえる日が来ますように。





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